こんにちは、マルモです。
海外旅行に行くときに心配なことのひとつに、言葉が通じるかどうかってことがありますよね。
「海外で少しでも日本語が通じる」
…なんてことは稀ですが、なんとかカタコトでも英語が通じたら結構旅行できちゃいます!
日本人は英語が話せないってよく言われますが、思ったより私たち、単語は理解できます。
文章にするのは苦手かもしれないけど、単語の羅列で案外いけるもんです!
1.フィンランド人の英語力
まるで母国語!?
フィンランドは、アメリカやイギリスなどの英語が母国語の国以外では英語が格段に上手な国です。
今まで行ったどこの国もそれなりに聞き取りにくい独特の訛りがありましたが、
フィンランドではショップの店員さんや出会った人の全員が、訛りの無い聞き取りやすい英語を母国語のように話していました。
日本もフィンランドも母語は別にあり、英語は第二言語として学校で習うものです。
フィンランドはフィンランド語に加えて、スウェーデン語も公用語 です!
さらに、英語を話す国と隣接もしていないので、基本的には日常生活で使うこともありません。
学習のスタートは同じなのになぜこうなった…(笑)
若干自分の英語が恥ずかしくなりますが、中国で英語の挨拶すらわからない人とコミュニケーション取ることを考えたら格段に楽です。
フィンランド語はどの程度話せればいいの?
私の場合、フィンランド語は”挨拶”と”トイレはどこですか?”だけ覚えて行きました。
”Hello! ”、”Thank you”でもちろん大丈夫ですが、フィンランド感を感じるために挨拶は是非ともフィンランド語で!
一緒に行った友人が、ヘルシンキ・ヴァンター空港の保安検査場にパスポートを忘れました。
そして慌てて気づき走って取りに戻る最中、彼女の名前がフルネームで空港中に二度アナウンスされました(笑)
フィンランド語は日本語と発音が似てるため、日本人の名前の呼び出しもとても上手です。ほぼ日本語か!というくらいに(笑)
日本人が聞いていたら100%自分のことだ!!とわかるので恥ずかしさが倍増です。
街中に英語表記は浸透しているの?
- (道路等の)看板
フィンランド語とスウェーデン語に加え、英語も併記されています。

- 駅/空港
フィンランド語とスウェーデン語に加え、英語も併記されています。
ただし、駅名はフィンランド語&スウェーデン語のダブル表記です。
- レストランやカフェのメニュー

- バス停
公用語であるフィンランド語&スウェーデン語のダブル表記です。
↑バス停の行き先はフィンランド語とスウェーデン語のみだが、地名なので問題なし。飛行機マークが空港なので、英語が分からなくても空港はわかりやすい。
「サンタクロースエクスプレス」という寝台列車に乗った際に、一度焦りました。
車内アナウンスは基本的にフィンランド語とスウェーデン語でしか流れませんが、終点「ヘルシンキ中央駅」の3駅前くらいになってなにやら英語でアナウンスし始めたのです。
よく聞き取れませんでしたが「いきなり英語でもアナウンスするのだからよほど大事なことに違いない!」と思い(えぇ、マルモはビビりですw)、
念のため廊下に出てその辺のおじさんに話しかけたら特に何でもなかった……という話で、無事着きました。
この余談が同じ境遇に差し掛かった方のお役に立ちますように…
2.フィンランド人の人柄
フィンランドの人々はめっちゃ優しくて辛抱強い!!!
わからなかったら、わかるまで丁寧に説明してくれます。
あちらの方が英語ペラペラなのに、
「英語わからないやつは知らん!」などの雰囲気を出さずに先生のように辛抱強い。
- 道を歩いている時に「どこ行くの?」と声をかけてくれ、場所を丁寧に教えてくれた
- ホテルのチェックアウトの際、タクシーの手配・タクシー乗り場の詳細・電車の降車駅等、何を聞いても優しく丁寧に答えてくれた
基本的にシャイな国民性と言われたりしますが、何かわからないことがあったら迷わず聞いてみてくださいね。
快く教えてくれるでしょう!
他の国でありがちな”優しく教えてくれるが、分からない場合でもテキトーに答える”ということもなく、感謝しっぱなしでした。
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